昨日、末っ子の妹のピアノの発表会へ行ってきました。
小1からピアノを習っている妹は今年で高校生となり、演奏からはますます腕を上げていることが感じられました。
部活やバイト、推し活に加えて夏休み明けは文化祭があるなど毎日やりたいことがびっしり詰まっていた妹ですが、その中でも上達していることにこれまでの努力を感じました。
またそんな妹のピアノ練習を聴いていると、どの分野の学習においても適用できるポイントがあることに気づきました。
妹から学ばせてもらった、効率よくどんどんスキルを上げていける学習方法についてまとめておきます。
妹のピアノ練習から学んだ学習方法
①全体を通してみる
練習に取り掛かると、まずは最初から最後までひと通り弾いていく妹。
この時には、ミスをしても演奏は止まることなく進んでいました。
どうやらこれは、
自分の苦手を把握しながら通していたようです。
全体から見たときに、自分がどこでつまづきやすいのかを知ることで、何をどう鍛えたらいいのかがわかるのですね。
②苦手な部分を反復練習
全体を通して苦手を知ったうえで、苦手な部分を伸ばしていく練習をします。
細かくて早い連符は、ゆっくり強く弾く練習をたくさん繰り返していました。
全体を通す時は立ち止まらずに、反復練習をする時は苦手をとことん突き詰めて練習していっていました。
どういう時につまづきやすいのか、技術面ではどこが足りてなくて、それを鍛えるためにはどんな練習をすれば良いのかをここでは考え練習しているようです。
苦手な部分を把握することができていれば、自分の弱みを鍛えていくことができ、そうすることでどんどんスキルアップしていくのですね。
①と②を繰り返す
全体を通して弾くことと、部分的な練習とをひたすら繰り返し練習していた妹は、曲全体の完成度もどんどん良くなっていきました。
繰り返しているうちに、暗譜を終えていった妹は、曲全体の抑揚や強弱などもつけて練習していました。
全体をみるのと、細かな部分をみるのとを、バランスよく取り入れていきながら練習していくと、どんどん全体が良くなっていくのだと感じました。
ただがむしゃらにやるよりも、自分のレベルを把握できるこのやり方だと、効率的にどんどんスキルアップしていけるのかもと気付かされました。
プロの演奏を観て聴く
曲が完成に近づいてきたころ、YouTubeでプロの演奏を聴いている姿がありました。
弾いている姿が観れるYouTubeで、演奏を観ながら聴くことで自分の演奏に取り入れていたようです。
ピアノに触れることだけがスキルアップになるとは限らないのですね。
人の演奏から学びを得て自分に取り込むことで、さらにスキルアップしていけるのだと思いました。
あとがきとまとめ
妹のピアノ練習から学んだことをまとめてみると、これらはいろんな学習の面で参考になりそうだと感じました。
全体をみて自分のことを知ることと、細かな要素ごとに見て自分の苦手を鍛えていくこと、これらを休みなく繰り返しながら自分をレベルアップさせていくこと。
この学習方法で、方向性や目的が明確だと自分を見失うこともなく鍛錬していけることを学びました。
継続し続けている妹、尊敬します。
素晴らしい学びを学ばせてくれ、素晴らしい演奏を聴かせてくれた妹に感謝です。
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