思い込みが”苦手”を大きくしている

なかなか克服できないもの

幼少期から今も続いているちょっとした困り事があります。 それは、暗闇に行くのが怖いということです。 実家の夜中の廊下も真っ暗闇で怖いので、できれば夜中は通りたくありません。 なぜこんなに怖く感じてしまうのか考えてみると、それは「もしかしたらお化けがいるかもしれない…」と想像してしまい、一人でどんどん恐怖に陥ってしまうからだと思います。 ちなみにこれまで怖いことを想像して怖くなることは何度もあったものの、そんな風に警戒している中でお化けに出会ったことは一度もありません。(見えていないだけかもしれませんが) お化けと出会う想像を繰り広げてしまうたびに、想像力が豊かな自分のことを恨めしく思ってしまいます。 しかし先日、この自分で作り出してしまう恐怖から抜け出すことに成功しました。

克服した時の話

先日の夜、ドライヤーで髪を乾かしている時のことでした。 その日の日中に家族と見ていた”ほんこわ”のワンシーンを思い出して想像を広げてしまい、怖くなってしまうことがありました。 「あ〜なんで自分の頭の中に自分で怖い映像流して、自分で怖がっちゃうんだろう。コントロールできたらいいのに…」と思っている自分がいました。 でもそれと同時に、”想像力があるってことは、怖くない想像をすればいいのでは?”とひらめきも生まれたので、いざ実践してみることに。 怖くないって想像してみようとするだけでも強気になれて、『そもそも家に勝手に入ってきて生活妨害してくるのって、人間も霊も関係なくおかしくない?だとしたら怯えてないでこっちは怒っていいよな?!』と感じ流ことができました。 そして、『もし呪ったりおどかすようなことしてきたら、おまえが一番苦しむ方法で祓ってやるからな』とそこにある”怖く感じているもの”に向かって心の中で言うぐらい強気になることができ、怖がっていた自分が馬鹿らしく思えるようになったのです。 自分の作り出した自分にとって怖い世界から、無事に脱出することができました。

想像力は武器になる

私が本当に恐れていたのは”お化け”ではなく、”自分の作り出した世界”だったということを実感した出来事となりました。 想像の世界には、より大きな想像力があれば打ち勝つことができるのだと思います。 想像によって生み出されていることは、他にも沢山あるかもしれません。 例えば、小さい頃は怖くて嫌いだったジェットコースター。 空を飛んでいるのをイメージするようになってからは、楽しい乗り物だと思えるようになりました。 自分が苦手だと感じているものは、もしかすると”自分が苦手だと思い込んでいるもの”なのかもしれないですね。

あとがき

想像の方向性を変えてみることで、案外サクッと克服できてしまうこともあるのだと感じられた出来事でした。 思い込みの力が苦手を大きくしてしまっている可能性を理解することができれば、苦手なものが少なくなっていきます。 そして苦手なものを克服してみると、精神的に強くなれるのに加え、自分の世界が広がり楽しくなると感じています。 実家の暗闇を克服できたから、次はお化け屋敷にチャレンジしてみようかな…!

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