誰かと比べてしまう時は、想像力が役に立つ

だれかと自分を比べてしまうことは誰しも経験があると思います。 私は、”誰かと比べても仕方がないのに比べてしまっている自分がいることが嫌になる”ということがあります。 そんな誰かと比べてしまう時、意識したいことを今日は書いていこうと思います。

比べる対象は”自分”

例えばなにかに挑戦しているとき、自分とは違う誰かが自分よりできているとしんどくなりますよね。 「あの人はできるのに私はできない」 そう思うとどんどん苦しくなり、やがて「私にはきっと向いてない…」とネガティブ思考ばかりが大きくなる傾向にあります。 この場合、比較対象が自分とは違う他人だから辛くなるのだと思います。 なので、他人と比べるのではなく、過去の自分と比べてみましょう。 このときは頭の中に他人と過去の自分の二人を置いて、他人ではなく過去の自分と比べるようにイメージするのです。 そうすると、たとえ過去の自分より今の自分の方が劣っていたとしても、「きっと今の私もそうなれる!(過去のようにまたなれる)」とポジティブになれるのです。 このとき思わず比べてしまいそうになった他人も一緒にイメージの中に入れるのは、過去の自分へスポットライトをより当てやすくなるからです。 人間が無意識に持っている、選択肢があるとどちらか選びたくなるという思考を利用して、過去の自分と今の自分を比べられるイメージを作るといいでしょう。

過去の自分と未来の自分

何かに挑戦しているときには、過去の自分と今の自分を比べてみると成長につながると書きました。 では、素敵な人に出会った時に自分と比べてしまう場合にはどうしたらいいでしょうか。 「あの人はこんな素敵なところがある。私もなりたい、けどあんな風にはなれないかもしれない。」 こんな風に、他人の良い面と自分を比べてしまうときは、”未来の自分”と比べてみるといいかもしれません。 今の自分と、今よりもっと素敵になった自分とを比べるのです。 そして、その未来の自分が今の自分にアドバイスするならどんな事なのかを考えます。 そのアドバイスが、今の自分が成長していくためのヒントになるのです。

自分と自分を比べることは成長につながる

誰かと比べようとする自分がいるときは、自分が今よりもっと成長するための挑戦をしているという証拠だと私は思います。 この時の”誰か”が他人になってしまうと自分を見失ってしまい、どんどん赤の他人の方へと流されて行ってしまいます。 自分と比べる対象が過去の自分や、未来の自分な場合には、自分の芯を成長させていくことができます。 比べてしまうことは悪いことではないのです。 比べる対象を意識してみることが大切なことなのですね。

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