友達の面白いアイディア

今日は大学の頃のバイト先で出会ってから今でも仲良しな友達の話です。 その人は私より2つ歳が上なのですが、彼女の話しやすさと親しみやすさのおかげであっという間に仲良くなることができました。 お互いの就職のタイミングでバイトを卒業したのですが、そこから5年経った今でも定期的に飲みにいく仲です。 このブログのなかでは、かなちゃん(仮名)と呼びたいと思います。

『かなちゃんのカーディガン』

その日はかなちゃんと夜ご飯を食べるために待ち合わせていました。 そのあとで私が当時付き合っていた彼氏に会ってもらうというということもあり、待ち合わせの時から緊張している様子だったかなちゃん。 あまり緊張する姿を見たことがなかったので、「大丈夫だよ〜いつものかなちゃんでいいんだよ〜」と伝えながらも私も一緒にそわそわしていました。 ですがふと、かなちゃんの着ているVネックのカーディガンを見てみると、首元がなんだかキラっと光っています。 「あれ、なんかついてるよ」と私はそれを取ってあげようとしたのですが、よく見てみるとそれは服の表面についているものではなく内側から出ているものだと気づきます。 カーディガンの縫い目も、なんだか違和感があります。 「ん?このカーディガンどうなってるの?」と私が聞くと、かなちゃんは何事もなかったかの表情でこう言いました。 「これね、本当はクルーネックのカーディガンなんだけど、今日はVネックにしたかったから首元を内側に折ってVネックにしたんだ〜。中から安全ピンで止めてるんだけど見えてる?ばれちゃってる?」 どうやらキラッと光っていたのは少し見えている安全ピンだったようです。 たしかに言われてみれば、薄手のカーディガンなのに折り込んでいる部分だけ分厚い…ばれちゃってるよかなちゃん…! このあとは二人で笑いが止まらなくなり、緊張も吹っ飛んでいきました。 ちなみにそのあと合流した当時の彼氏には、一瞬で見抜かれていました。 今でもかなちゃんがカーディガンを着ると、この出来事を思い出して笑ってしまいます。

あとがき

おばあちゃんになっても笑い合っていたいと思う友人、かなちゃんの面白話でした。 緊張してる時でも自分を着飾らないあたりに、かなちゃんのセンスってかなり最高だなあと感じます。 同時に、人が思いつかないアイディアを考えつくことができるところを尊敬しています。 奇想天外な考えを持ったかなちゃん、今後もたくさん笑わせてね!

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