話を一度聞いただけで、理解した上で自分の言葉で置き換えて、違う相手に伝えられる人って理解力が高いなあと感じます。
運がいいことに、私の周りには理解力高い人がたくさんいます。
今日はそんな理解力の高い人たちから学んだことをまとめていこうと思います。
理解力が高い人がしていること
アウトプット前提で話を聞く
アウトプットすることが前提だとインプットの効率が深まるというノウハウを、色々なところで耳にします。
以前勤めていた保育園の上司は、アウトプット前提で話を聞く仕組みを作っていました。
その上司は、「今からする説明は〇〇さんにも伝えておいてね。」と言ってから説明をしたり、「これやってみてわからないことがあったら、△△さんにはもうこの説明をしてあるから聞いてみてね。」と言ったりするのです。
「全員が教え合おうとすることで、全員で理解を深めていくことができる」とその上司は言っていました。
普段の生活の中でも、誰かに教えることを前提としながら物事にふれていくとそのことへの理解力が深まっていきそうです。
全力傾聴して質問する
理解力のある人は、相手の気づきが深まる質問をします。
質問するためには、傾聴をしているのです。
相手の話を聞きながら、言いたいことを探そうとするのではなく、聞きたいことを探そうとしているように感じます。
そうすることでその話への理解が深まるし、相手との会話の中でお互いの解釈のすり合わせもしているのだと思います。
理解力のある人がやらないこと
相手の話を遮る
途中で相手の言いたいことを察して、相手の言葉を遮って話すということはしない印象があります。
理解量のある人は頭の回転も早い印象があるので、話を聞きつつ本質をつかもうとしているとは思いますが、それでも話を最後まで聞いた上で話し始めることが多い傾向があるのです。
最後まで聞いた上で、解釈が間違っていないか相手に自分の言葉で置き換えて質問してさらに解像度を高めるということもあります。
自分の中だけで考えるのではなく、相手がどんなふうに何を考えているのかまでを感じ取りながら話を聞いているのですね。
ただただ悪口を言う
理解力の高い人は、自分にとって都合が悪い面をみたときに、ただその面だけをみて悪口を言うということはしないように思います。
いろんな面があることを理解して、自分とは違うということをわかっているからです。
理解力が高い人同士だと、「こうかもしれないね」「ああだったかもよ」などと、一つの出来事を多角的にみていく会話をしていることもあります。
その人たちを見ていると、「この出来事をただの悪口にしてしまうのは勿体無い。これは学びのチャンスだ」と感じていることが、その言葉や表情から感じられます。
あとがき
こうしてまとめてみると、理解力のある人は、相手への寄り添いができる人なのだと思いました。
相手を理解しようとしながら自分の理解力を高めていく、向上心も高めな人が多いようです。
私も理解力、深めていきたいので、このブログでこれからもたくさんのアウトプットをしていこうと思います。
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