JavaScriptってなあに?どうしたらできるようになる?
先日エンジニア父ちゃんから、「JavaとJavaScriptはメロンとメロンパンぐらいちがうよ」と言われて驚くということがありました。
JavaScriptのこと、略してJavaなのかと思ってた…。
こういった思い込みって怖いですね。
JavaScriptの勉強を始めたとはいえ、この出来事をきっかけに「そもそもJavaScriptってなんだろう?」と思ったので、今回はJavaScriptのことを調べてみようと思います。
JavaScriptとは?歴史を知ろう
JavaScriptの歴史は、1995年に遡ります。当時、Netscape Communications Corporation(現在のMozilla Corporation)は、ウェブページに対話的な要素や動的な機能を追加するためのプログラミング言語を必要としていました。そのため、ブレンダン・アイク(Brendan Eich)というエンジニアが10日間でJavaScriptを開発しました。 JavaScriptは、1996年にNetscape Navigator 2.0の一部として初めてリリースされました。その後、マイクロソフトがInternet ExplorerにJavaScriptのサポートを追加し、それによって広く普及しました。また、NetscapeはJavaScriptの標準化を目指し、欧州コンピュータメーカーズ協会(ECMA)にJavaScriptの標準化を委託しました。 1997年、ECMAはJavaScriptの標準化を完了し、ECMAScriptという名前で公開しました。ECMAScriptは、JavaScriptの公式な名前ではありませんが、JavaScriptの標準仕様を指すために使われるようになりました。以降、ECMAScriptのバージョンアップが行われ、新しい機能や言語の改良が導入されました。 JavaScriptは、2000年代初頭には広く普及し、ウェブ開発において欠かせない言語となりました。その後もECMAScriptのバージョンアップや新しい機能の追加が続けられ、開発者によるコミュニティやフレームワークの発展などにより、さまざまな用途で活用されるようになりました。 近年では、ECMAScript 6(ES6)と呼ばれるバージョンから、新たな機能や文法の改良が導入され、JavaScriptの使い勝手や可読性が向上しました。さらに、JavaScriptの人気と重要性が高まり、フロントエンド開発やサーバーサイド開発、モバイルアプリケーション開発など、幅広い領域で使用されています。 [参考: ChatGPTより]JavaScriptを10日でつくったというところが衝撃的すぎて…。 ブレンダン・アイクさんが、一日どのぐらいの集中力でどんな生活していたのか、どんな人だったのか気になりました。 調べてみると分かりやすく面白く書かれた記事が見つかりましたので、リンクを貼っておきます。 【JavaScriptの父】ブレンダン・アイクのブラウザ奮闘記
JavaScriptとJavaの関係は?
JavaScript とよく似た名前のプログラミング言語に、Sun Microsystems 社が開発した Java があります。Java と JavaScript は名前もよく似ていますし、いずれも C 言語を祖先として生まれた言語なので記述もよく似ていますが、まったく別物です。英語とドイツ語くらいの違いがあります。 JavaScript は元々 LiveScript という名前で開発されていましたが、Java が流行しはじめたことや、Netscape 社と Sun Microsystems 社が技術提携したこともあり、JavaScript と名前を変えたようです。 [参考 : JavaScript入門-とほほのWWWより]先ほど掲載したリンク先には、名前を変えてあえて似た名前にしたというマーケティング戦略が書いてありました。 メロンとメロンパンは名前は重なる部分があるけど、味や物は全くの別物なのだという理由がちょっとわかった気がします。 このまま勉強を進めていって、その違いを自分で感じていけたらと思います。
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