愛媛県の自然がたくさんあるところに、祖母が住んでいます。
大きな畑でたくさんの野菜や果物を育てている、元気いっぱいなばあちゃんです。
そんなばあちゃんは今年で74歳になるのですが、その元気の秘訣は”テルミー”とのこと。
私も小さな頃から、
テルミーをばあちゃんにやってもらっていましたが、落ち着く匂いと体があったまるのが心地よいです。
体に良いことがいっぱいな"テルミーの良さ"をたくさん教えてもらいました。
テルミーってなあに?
テルミーとは、
"温熱刺激療法"のことです。
熱が皮膚へ、そこから血管に入っていくことで
血流を良くします。
サラサラの川、ゴミだらけだと詰まって汚くなっていくのと人間も同じで、
病気の根本は血流の詰まりからくるそうです。
テルミーは
熱入れて老廃物を出すことで、川(=血管)の流れがサラサラになり、血流が良くなっていくのです。
なのでテルミーを続けていると、自律神経を整えられていき、心と体が元気になっていくのだそうです。
どのような道具で、どのようにして体に熱を入れていくのか教わりました。
テルミーの道具
スコープ
全体をあっためて全体に熱を入れる時に使う道具。
冷温器
皮膚をこれで撫でて、熱を入れていく道具。
テルミー線
スティック状になっていて、写真のようにスコープか冷温器の中に入れて焦がします。
生薬7種類が入っていて、その内容は企業ひみつになっているとのこと。
お線香の香りに似た、お灸のような、落ち着くいい匂いがします。
テルミーのこと教えて!
もっと詳しくテルミーのことを知るべく、ばあちゃんにインタビューしてきました。
なんで始めたの?
50歳の頃に、鍼治療とかお灸とか色々やってみたけど、どれもあんまり良くならんかった。
でも、テルミーを人に勧められて、気持ちいいな〜と思って家でも自分でやるようになってからは体が変わっていったんよ。
毎週通ってやり方やコツなどを教わっていたら、
肩こりがなくなって、顔艶が良くなって、冷え性も良くなってと、どんどん体が良くなると分かっていったから、資格をとって今ではお仕事になってるよ。
初心者でも簡単できる?
開発した人が、お灸も鍼も研究した末に、お灸はやけどするかもだし鍼はツボとか知識がないと怪我をする恐れがあるけれど、自宅で自分で簡単にできるよう二つにとって変わるものはないかと発明したのがテルミー。
テルミーは
気持ちがいいなあと感じるところを撫でていれば良くなっていくから、誰でも簡単に始められるよ。
ツボとかわからなくっても、『なでくりゃ治る』というのがテルミーのいいところ。
体に悪いところがあったらテルミーで治る?
まずはお医者さんのところへ行くこと。
そして診断されたことを、”自分でどうしたら良くなるかな”と考えることが大事。
”病院行かないでもテルミーあるから大丈夫”って自分で思い込まずに、まずは診断。
そして診断してもらった後はお医者さんが治してくれるわけじゃない。
自分の体を守れるのは自分だけなんよ。
テルミーのいいところ、もっと教えて!
まずは、
自分でできるところ。
そして、施術しながら
会話ができるところもええところやね。
お客さんの話を聴きながらやることで、心のモヤモヤも取れていくんよ。
そして赤ちゃんにも、妊婦さんにも、お年寄りにも良い!
妊婦さんは安産になり、お年寄りはよく眠れるようになるからね。
骨折してる人にもギブスの周りをやってあげたとき、
リハビリの期間が少なくて済んだってこともあったねえ。
自律神経が良くなって、副交感神経とのバランスが取れるようになるからね。
それと、
心強い。"テルミーがあれば大丈夫"と思えるからね。
このテルミーは、九州の長崎でやってる人が多くて、被爆してやけどした人でも、「このテルミーのおかげで良くなった」って人が多くいるんよ。
ばあちゃんに実際にテルミーしてもらった感想
まずテルミー線のお線香のような匂いがとってもいい匂い。
いつもこの匂いで「あ〜ばあちゃんちの匂いだ〜」と安心します。
そしてやってもらった後は、体が軽くなったように感じました。
熱いけど気持ちがいいところは、流れが悪く凝っているところなのだそうです。
小さい頃は、熱くてくすぐったくてじっとしてられなかったのですが、流れが悪くなっていた証拠だったんですね。
それでも一生懸命やってくれたばあちゃんに感謝です。
あとがき
テルミーを長年続けているばあちゃんに、その良さをインタビューしてきました。
「今あちこち悪い”マイナススタート”ではじめていって、だんだんに良くなって”0地点”、そこからまた続けてるとそれは”健康の貯蓄”になるけんね。」
「継続は力なり。日々の環境で左右されるから、継続してやることで効果が持続されるんよ。」
そう教えてもらいながらテルミーをしてもらい、良さを知ることでテルミーの効果も倍以上に感じられました。
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