[ミヒャエルエンデのモモに学ぶ] 傾聴をするということ

誰もが話を聞いてほしい

SNSで書き込む時って、誰かに見てほしい(=共感が欲しい)という気持ちがどこかにあるような気がします。 友だちと会った時には、話をたくさん聞いてもらえると嬉しくなります。 たくさん話を聞いてもらえると、「自分ってこんなこと考えてたんだ!」と自分も知らなかった自分の気持ちに気づけることがあります。

ミヒャエルエンデのモモ

”モモ”という児童文庫をご存知でしょうか。 お話の主人公の少女、モモは小さな集落に住んでいます。 モモの元には、いつも人が集まってきます。 モモに話しをしていると、自分の悩みが解決するからです。 でもモモは特別なアイディアを出したり、何か助言をしたりするわけではありません。 ただ話を聴いているだけなのです。 そしてどんなに怒っていた人も、どんなに泣いていた人も、モモに話しているうちに何に悩んでいたのか分からなくなり、やがてモモにお礼を伝えて家へと帰っていったのです。 モモがやっていることはまさしく"傾聴"だったのですね。

傾聴をするとどうなるか

モモは、話をしに来た人に何か特別なことをしたり、何かを与えたりしたわけではないですよね。 でもモモの周りにはいつも人が集まります。 どれはどうしてなのでしょうか? 傾聴することで相手にもたらすことを考えてみます。 まず話を聞いてもらうことで気持ちを落ちつかせることができます。 これは、たくさん泣くと気持ちがすっきりするカタルシス(=浄化)という心理的効果があるからなのだそうです。 感情的になっている人がいたら、モモのように傾聴することで冷静になりやすいのですね。 それと、自己理解ができる、自分の気持ちに気づきやすくなるというのも傾聴の効果の一つです。 モモから何かをしたわけではないのですが、話をしに来た人たちは話していると自ら悩みの解決に向かっていくことができるようになったのです。 これは、話を聞いてもらうことで自分の内面と向き合い、思考の整理ができたからです。 そして、信頼関係を気づくことができるのも、傾聴がもたらす効果です。 モモの周りに人が集まってくるのは、何かをしてくれるからではなくその逆で、何もしないでじっとそこにいてくれたからなのではないでしょうか。 それが、否定されずに受け止めてもらえたという安心に繋がり、不安や緊張が和らいだのではないでしょうか。

まとめ

  • 傾聴すると相手との信頼関係を気づくことができます。
  • 傾聴してもらうことで自分の内面を深く知ることができます。
  • 傾聴してもらうと気持ちが落ち着き冷静になることができます。
ちなみにこのミヒャエルエンデのモモ、私の名前の由来となった本です。 このモモのようになってほしいという思いで名付けてもらえたこと、素敵な名前をもらえて幸せです。 この本も、物語も、もらった名前も、宝物です。 私の心の中にいる”モモ”、これからも大切にしていきたいです。 『モモ』 著者:ミヒャエル・エンデ

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