[教えてエンジニア父ちゃん!] 初心者の時って何から勉強した?

父の友人エンジニアに質問編

先日、父のご友人の方と会ってお話しする機会がありました。 その方は父の学生時代からの親しい友人らしく、今は父と同じくエンジニアをされているとのことでした。 父と3人で話したことがとても勉強になり、活力をもらったので今日はその時の話をまとめておこうと思います。

Q.初心者だった頃って、何から勉強しましたか?

今回聞いたのはこちらの質問です。 お二人とも丁寧に答えてくださいました。ありがとうございます!! 沢山答えてくださったので、回答をいくつかに分けさせていただきました。

A.小さなことからで良いから一つずつやっていく。

ブラインドタッチを覚えたり、HTMLでまず作りたいものの文字だけを打っていったりするところから「できた!」を積んでいくと良いとのことです。 それから、”じゃあ次はこの文字を赤くしてみよう”とできることを増やしてみると良いと教えてもらいました。 これを聞いて、「いっぺんに完成形を作ろうとしていて結局何にも進まないってことありすぎるなあ…」と思いました。 一つずつやり、できたことを数えていこうと思います!

A.学習とか勉強って思っているとしんどくなっていく。何作ろうかなって考えるところからやると良いかも!

ほおお…確かに今って、やらなきゃって思ってばかりでしんどいかったかも…。 日常の中にヒントがあると教えてもらいました。 例えばあの看板、影がついていて湾曲しているのはどうやったら作れるかな? 病院へ行った時にお医者さんが書いているあのカルテ、自分ならそう作るかな? こんな風に、生活している中にヒントが沢山転がっているという考え方を教えてもらいました。

A.ワクワクできる”やりたいこと”に出会えたら勝ち!

ちなみに父のいちばん最初の目的は”ゲームやりたい”だったそうです。 父のお父さん(私の祖父)が、近所の方に聞いてゲームができると聞いた当時のPCを購入し、当時小学生だった父は使い方がわからないまま「ゲームできないじゃん!」と受け取ったそうです。 これが父のエンジニアの原点だったようです。 ゲームをやるためには同封されていたコードを打ち込む必要があり、それを夜通しかけて作っていたそうです。 「初めてゲームが動いた時はほんっと感動したわ〜」と話す父は、少年の表情していました。 その後は「新しいゲーム(のプログラミングが)分かるかなあ」と、学校帰りに近所の電気屋さんへ通っていたそうです。 ちなみにこの時はまだ、”プログラミング”という言葉を知らなかったのだそうです。 これを聞いた私は「夢中になってやりたいことをやっているうちに、それが世に役に立つスキルになっていたなんて、才能の塊じゃん…」と震えてました。

A.正解はない。答えはいくつもあるから。

父は数学が好きだそうで、「数学って答えは決まってるけど、解き方は色々あるから好き」と言っていました。 プログラミングの勉強法だって、正解で覚えなくったって良いし自分なりのイメージ方法で良いと言っていてなんだかパァーッと気持ちが明るくなった気がしました。 『正解でなくても良い。自分なりのイメージで良い。』って思っているだけで、考えることで手がとまって動かせなくなりがちな私にとっては『とりあえずやってみよ!』となったのだと思います。 サイトの作り方だって、父の中には作り方の選択肢がいっぱいあると言っていました。 ついつい正解を求めてしまっていたので気がつけなかったことでしたが、頭を柔らかくしてとにかく行動してれば今は吸収していけるからやっていくぞ!となりました。

あとがき

今私がいるのは一つ目の壁なのだそうです。 早くやらなきゃ!と焦らず、一つずつやっていこう〜と感じています。 そして何より、『面白い』を基準に楽しむことが成長のコツなのだなあと二人をみていて感じたので、自分の中のイメージをもっとゲームのように捉えて手を動かしていこうと思います。

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