最近では小学生でも脱毛へ通う子がいるそうです。
みんな不要な毛を無くしたいのですね。
私も脱毛に通っていますが、歯を食いしばってレーザーに当たるたびに
「あ〜毛なんてなきゃいいのに〜早くなくなれ〜」
と心から思います。
この話は私が脱毛施術中に思いついた空想話です。
「もしも人間に毛がなかったら」
人間には、髪の毛がない。
まつ毛や眉毛、他の体毛も全てない。
人間には、毛が生えない。
そんな人間の歴史を振り返りながら現代の人間を見てみる。
毛がない人間の歴史
縄文時代、人間は狩りへ出ては食糧を得るとともに身にまとう毛皮を手に入れていた。
哺乳類の中で唯一、人間には毛がない。一切ない。
そのため獣と違い体温を保温できなかったので、マンモスの毛皮を体に纏うことで体温を調節していた。
頭部は守るべき場所のため、毛皮をすっぽりかぶるような形に加工していた。
毛がない人間の現代
マンモスの被り物が進化していき、現代のウィッグとなった。
色や長さ、髪型は毎日自由に変えられる。
ノーマルなウィッグは黒髪のため、学校や会社の規定で黒髪ウィッグの使用を求められることもあるが、基本的には自由だ。
洋服と同じように、毎日髪型も変えられる。
ちなみにウィッグは洋服屋さんでも購入することができる。
ウィッグを被らず外出することは露出行為として法律に反することになるため、我々人間は毎日ウィッグを身につけて外出する。
毛がない人間のファッションアイテム
また他の体毛については、それぞれ身につけたい人は身につけている。
男性はつけ髭。女性はつけまつ毛をつけることが多い。
花粉の季節はつけ鼻毛をつけると花粉が入りにくくなる。
そのため今の時期は鼻炎薬や目薬とともに、つけ鼻毛を常備している人が多い。
人間には毛が一切生えていないが、毛穴は存在している。
そのため暑くなると人間は汗をかく。
なので夏になるとつけ眉毛をつけて顔に汗がかからないようにする人が多い。
ちなみにウィッグ以外はコンビニでも入手可能なため、家に忘れてきた人は手軽に購入できる。
この世界でもシャンプーはあり、ボディーソープと同じように泡立てて頭皮を洗う。
毛がない人間の悩み事
また、着毛症という病気があり、ストレスや生活習慣の乱れによって毛が生えてきてしまうことがある。
カミソリはこの世界に存在しないが、生えてきた毛はハサミで切っていけば良い。
だが毛が生えてしまうと毎日気にかけなくてはいけないので、着毛症になった人は悩まされる。
「あ〜めんどくさい。早く毛なくなれ〜」
と、着毛症になったみんなが口を揃えて言っている。
あとがき
ドラえもんのもしもボックスがあったら、私はこの世界に変えてみたいです。
あれ、でもそしたら、ドライヤーや髭剃りなどの物やなくなっちゃうかもしれないな。
今美容師として生きている人はもしもの世界では何をしているんだろうな。
だけど毛がない世界だったら、お風呂もドライヤーの時間も短くなってだいぶ楽になるな。
というか早く脱毛完了しないかな。
あ〜、もしも毛がない世界だったらな〜。
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