自分専用のお守りの作り方
新学期を迎えて、生活が変わった人も沢山いるかと思います。
仕事や新生活に追われると、自分の好きなものって忘れてしまうんですよね。
疲れを癒すための方法が思い浮かばず、ストレスが発散されないまま翌朝を迎えるとどんどん蓄積されていきます。
その対策として、自分の好きなことリストを用意しておくと良いでしょう。
心が疲れている時にこのリストさえ見ればワクワクした気持ちになり、リストに書いてあることをすれば心の充電ができるからです。
自分のために作られた、自分が幸せになるためのリスト。
お守りに持っておくだけでも安心できます。
そんな自分だけのお守り、「好きなことリスト」のおすすめの作り方をご紹介します。
好きなことを100個、書き出してみる。
「好きなことリスト」の作り方は簡単。
自分の好きなことを100個書いておくだけです。
簡単な作りではありますが、一気に100個書き出そうとするとなかなか難しいです。
私は通勤の電車の中で考えたり、お風呂に浸かりながら考えたりして、気がついたら2週間後に100個を超えていました。
なぜ100個書き出すのか。
それには次の3つの理由があります。
リストを作っていく中で、自分と向き合う時間を作れる。
100個書き出そうとする時、自分がワクワクできること、自分が熱中できること、自分が笑顔になれることを思い出すと思います。
そうすると、必然的に自分が幸せに感じることを深く考えることができるのです。
そして書き出すという行為もまた、デトックス効果があります。
このリストを作ること自体も、心の充電になっているのですね。
具体的に書いていくことで、より自分を知れる。
例えば旅行好きな人が、好きなものを書き留めておく場合、どんなことが予想されるでしょうか。
100個書き出そうと思っていなかった場合には、まず最初に「旅行すること」と書くでしょう。
では、好きなことを100個書こうとした時はどうでしょうか。「ひとりで温泉地に旅行すること」「友達と車で四国巡り」「福岡、明太子とラーメン食べようの旅」などと具体的に書き出していくと思います。
このように具体的に書き出していくと、「これやった時の自分、すごい笑っていたな」と過去の思い出を思い出したり、「これやってみたいな」とまだやったことがないけれど自分の好きなことが思い浮かんだり。そのようにして自分の知らない自分にも出会えるのです。
そして具体的に書くことは、後で読み返した時の自分の助けにもなります。
このリストは自分が疲れている時に使うために作っておくものです。
疲れている自分でも簡単にそのワクワク感を思い出せれば、実際に好きなことリストの内容を実践しなくてもパワーチャージされるからです。
100個もあれば、その時々で使えるものが選べる。
いざリストに100項目あると、自分の状況に応じて選ぶことができます。
リストの中にあるものを分類してみるとこんな感じになるかと思います。
・お金がないとできないこと
・昼間でないとできないなど時間帯が限られているもの
・場所が限られているもの
・時間が必要なもの
・仲間が必要なもの
・体力が必要なもの
・季節が限られているもの
100個も用意しておけば、その時の自分にぴったりなものが見つかると思います。
心が疲れていると、思考力も下がるものです。
何をしようか疲れた時に思い出すのではなく、元気な時に書き出していたリストを見て決めれば良いのです。
人はうつ病になる時、好きなことができなくなる。
スマホを充電しないでいるとそのうちに充電切れとなってただの塊になってしまいます。同じように、人間も心の充電をせず毎日すり減らしてばかりいると、何に対しても無気力になっていってしまいます。この状態が長く続くと、人はうつ病になってしまうのです。
うつ病の最初に現れる兆候は、好きなことができなくなることなのだそうです。
なので電池切れになって動けなくなってしまう前に、心の充電=好きなことをしましょう。
好きなことリストでうつ予防!
楽しく新生活を過ごしてくために、是非自分のお守りを作ってみてくださいね。
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