抗うつ薬体験記 [最終話 自分で決めたことが正解になる]

第四話おさらい

抗うつ薬を飲んでから、緊張しいな性格や息苦しさから解放されていたものの、同時に”私らしさ”も抑えられていることに気がつき、抗うつ薬をやめていくことを前向きに決断できた私。 やめたら離脱症状があると言うことは知ってはいたものの、想像以上のしんどさを体感しました。

抗うつ薬の生活を乗り越える話

離脱症状を乗り越えて、薬なしでも苦しくなく生活できるようになりたい

薬をやめるにあたって、医者には「しんどくなったらまたきてください」と言われていました。 しかし離脱症状のしんどさを感じながらも、『またあの薬を飲むのは嫌だなあ』と、なんとか踏ん張っていました。 せめてこの症状をうまく乗り切れるコツとか分かったらいいな、と思い、ある人の存在を思い出しました。

体と心を整えてくれる先生

私はここ2年ほど、脳内洗浄に通っています。 そこでは脳内洗浄の施術に加え、骨盤矯正や腸のマッサージなどもしてもらっています。 自律神経と、体の基盤となる部分を診てもらい、心と体を整えてもらっているのです。 その他にも、体のことでの悩み相談に乗ってもらったり、良い思考やコミュニケーションまでもを学ばせてもらっているので、人生そのものを診てくれる先生のように思っています。 その先生に、離脱症状についての相談をしてみました。

食事での意識

脳内洗浄の先生に相談してみると、食生活がやはり大切なのだそうです。 そして腸活にも詳しい先生によると、”菌”を摂ること、それから”グルテン”を控えることを意識してみると良いとのことでした。 ”グルテン”が多く含まれる食品としては、パンやパスタ、うどんなどが挙げられます。 離脱症状が落ち着くまではこれらをできるだけ控えて、お米を中心とした和食で過ごしてみようと思います。 それから”菌”を摂るために、具体的にどうしたら良いのか具体的に教えてもらえました。 酢の物や漬物を食べたり、肉や魚を塩麹に漬けるなどすると簡単に日常に取り入れられるとのことでした。 納豆やキムチなどの発酵食品も良いそうです。 実際に、先生に教わった日から和食を中心にしてみると、確かに体の怠けさが全然違く、だいぶ楽になったので驚きました。 改めて食生活が体をつくっているのだと実感しています。

自分で試して離脱症状が軽くなったこと

他にも、自分でやってみてこれは効果的かもと思ったこともご紹介します。
  • 体を温める
    いつもより冷えやすさを感じたので首元を温めることや白湯を飲むことで体を温めるとシャンビリ感(電気が走るような感覚)が和らいだように感じました。
  • よく寝る
    この離脱症状がある期間は日中の眠気が多く、夜更かししてしまうと吐き気とめまいがひどかったです。
  • カフェインを控える
    抗うつ薬を飲んでいた間もカフェインは飲んでいたのですが、この離脱症状がひどい期間はカフェインが異様に効きすぎてしまいフラフラしてしまいました。
  • 体を動かす
    体がしんどいからとたくさん寝ているよりも、歩いたり軽い筋トレをしている方が楽に感じました。

抗うつ薬体験記 最終話まとめ・体験してみて感想

抗うつ薬をやめると現れる”離脱症状”。 これを乗り越えるためには、十分な休息と睡眠時間、食生活を整える、運動することを大切にする、といった生活の見直しが大切だと学びました。 なんだか怖い印象のある抗うつ薬。 確かにこの薬による苦しさは壮大なものでした。しかし同時に、この薬に助けられたことも多くありました。 うつ病や、社交不安症のような病気は、周りが気が付きにくい症状ばかりで自分が感じているつらさを理解されないこともあります。 辛い時には、薬に頼ることもあっていいのだと、今回の経験を踏まえた上で思います。 もちろん薬だけでなく、人にも頼っていいのです。 ゆっくり休むことがあってもいいし、自分が楽に過ごせるように環境を変えてもいいのです。 何より大事なのは、自分で決めていくことなのではないかと思います。 そうして自分で決めたことが、正解だと思っていいのです。 今辛い思いをしている人たちがこのブログを読んで、少しでも役に立てたら嬉しいです。

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