もっと楽に生きていきたい〜〜と日々思っています。
これは、どれだけ手を抜けるか、ということではなく、肩の余計な力を抜いていていざという時に最大限の力を発揮したいということです。
今回は、どうしたら手を抜くとなく肩の力が抜けるようになっていくかを考えてみた話です。
頑張りすぎちゃうことっていけないこと?
私は四人兄弟の長女なのですが、4人の中で一番のぐーたら者です。
他のみんなはとっても頑張り屋さんなのですが、末っ子の妹ちゃんは夏休みの宿題を夏休み初日にやるほどのストイックぶりです。(一方長女の私はというと、夏休み最終日に徹夜で泣きながらやっていました。)
そんな末の妹ちゃんは、小さな頃からピアノを習っています。
中学校の合唱コンクールなどことあるごとにピアノ伴奏者を務めている妹ちゃん。
責任感も強く、曲ごとに歌うときのコツを解説してまとめたプリントを自ら率先して作り学年全員の前で伝えるということもしていたそうです。
そんな末の妹ちゃんの話を聞いた私が、頑張っていてすごいなあと感心して褒めていると、母が一言。
「それでつい頑張りすぎちゃうんだけどね」と。
どうやら一人で色々なことを引き受けすぎて体調を崩してしまうこともあったそうです。
この話をしていた時に、次の話を思い出しました。
子どもは「弱い力」を覚えるために「思いっきり大きな力」から覚える。
子どもって声を小さくしたり、力加減を調整できないことがありますよね。
「電車の中では小さな声にしてね」「ねこちゃん撫でるときはやさしくね」と言葉で伝えても、そもそも力加減を調整する感覚がわからないという子もいます。
そんな時には言葉だけで伝えるのではなく、手本を見せたり、一緒にやってみたりして、「弱い力」の出し方の経験をしていくことが大切なのです。
でも実は、「弱い力」を覚えるよりも前に、子どもたちがいっぱい体験しておいた方が良いことがあります。
それは、大きな声や大きな力など、「思いっきり大きな力」を出すことです。
最大限の力を知っておけば、そこからエネルギーの出力を小さくしていこともできるようになります。
例えば自分の大きな声を出す方法を知っていれば、不審者に連れて行かれそうになったなどの非常事態など、咄嗟であっても声が出るのです。
まとめ:最初から力を抜こうとすると何事もうまく行かない。
末の妹ちゃんは今、自分の全力を学んでいる時期なのかもしれないですね。
自分の全力を知り、ここからコミュニケーション力が身についていくと上手に人に頼ることができるようになっていくように思います。
そして何より、頑張れずサボる人が多い中、自分で追い込んでとことん頑張れるなんて素晴らしいことですよね。
これから先でも、その経験が末の妹ちゃん自身を助けてくれることでしょう。
そんな末の妹ちゃんは、今日から高校1年生の生活が始まり、ウキウキと張り切っています。
私も自分に負けずに日々チャレンジしていこう!
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